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誤前提暗示とは!不意打ちの要求でイエスと言わせる

不意打ちで頼みごとをされると、誰もが一瞬思考停止に陥ります。気が付いたら承諾の返事をしていたりしますよね。ひとまず受け入れた方が無難という暗黙知もあるからです。

 

Aさん「田中さん。この書類明日までに仕上げておいて。」

田中さん「えっ!?あ、了解です。」

人は、相手の勢いに呑まれてしまうとイエスと承諾してしまうんです。相手が、自分の上司や先輩など優位なポジションにいる場合や好きな人や、嫌われたくない人の要求だと特にそうなります。

虚をつくという言葉がありますが、人ってめっぽう不意を突かれると弱いものでついつい承諾してしまうんです。

勢いに押されて一瞬頭の中が真っ白になり、つい承諾の返事をしてしますのです。女の子をデートに誘ったときにもこんな感じで使えます。終電がもうすぐなくなるというときにこんな感じで言うといいです。
男性「もちろん、今日は止まっていくんだよね??」

女性「えっ、もう電車まにあわないかな。どうしよ。」
男性「マンガ喫茶で夜更かしする?それとも、近くの僕の部屋の方がいいかな?」

女性「えっ?んじゃおじゃましよかな。」

 

こんな感じで、不意打ちで「お泊り前提」で尋ねられると思わずしたがってしまいます。このような現象を心理学で「誤前提暗示」っていいます。

しかも、この二者択一にも心理学のテクニックが使われています。「親近化効果」と言って後に言った方がフレーズが強調され印象に残りやすく誘導されやすいんです。「系列位置効果」などとも呼ばれたりします。
簡単な例でいうと、

【悪い印象】いいやつだけどケチ

【いい印象】ケチだけどいいやつ
「いいやつだけどケチ」って言われるのと「ケチだけどいいやつ」って言われるのは、後の方がいい印象になるのは一目瞭然ですよね。
※分からない場合、自分が言われたとして声に出してみると分かると思います。

喫茶店でウェイトレスから突然「食後のお飲み物は、紅茶かコーヒーどちらになさいます?」なんて聞かれた時は思わずコーヒーを頼んでたという経験があなたにもあるかもしれません。

誤前提暗示は、相手が油断している時には効果が高いので一度お試しください。