お互いを補い合う関係に

前の記事で解説した通り、共通点や類似事項が多ければ俗にいう「ウマが合う」と言う関係が出来上がります。似た者どうしということで仲間意識ができるからです。

しかし、最初は似た者どうしでいいのですが、一緒にいるとだんだん相手との相違点も見えてくるようになります。たとえば、自分は温厚な性格だけど、相手は短気だな~とか、自分はせっかちだけど相手はのんびりしてるな~とか分かってくるわけです。

このような違いが明確になってくると、お互いが相手にない部分を補うような関係になっていくものです。これを親密化過程では、相補性の原理と呼んで安定的な関係の4段階目(5段階ありましたよね)に位置づけているのです。

最初の段階で、お互いの相違点が多すぎるとこの人とは合わないなとなってしまうので、お互いの理解が深まってから相手との相違点を補完しあう関係になった方がいいです。
自分の弱みは相手に補ってもらったり、相手の弱みはカバーしてあげることにより非常に良好な関係が築けてきます。容姿に圧倒的なコンプレックスを持っている男性が、とびっきりのかわいい子を連れているケースでは、男性側にとてつもなく経済力があり、経済力のないかわいい子はそれを頼りにしている場合も多いでしょう。男性側は、かわいい子を連れていることで自分への劣悪な容姿へのコンプレックスが軽減されるのです。

このような、相補性の原理を相手との関係で作るには先生と生徒といった役割関係を早めに構築してしまうのが大切です。英語が苦手な相手なら、それを親切にカバーする、服のセンスがないなら選んであげるなどです。自分の強みと弱みを見つけ出し、相手とうまくかみあわせれば強固な関係が出来上がります。

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